メインカメラをソニーのα7RⅡからLeica Q2へと移行してから、撮影する時のスタンスやマインドにも変化が出来ました。
以前は、「よしいい写真を撮るぞ」「とにかくシャッターを切ろう」という感じで、なんというか良くも悪くも前のめりになっていた感じがします。
(勝手に何かに急かされている感じがしてました 笑)
それがLeica Q2で撮影をするようになってからは、撮影行為そのものをしっかりと味わおうというマインドに少しづつ変化してきました。
これがLeicaの魔力のようなものなんでしょう 笑
撮影自体を楽しむ、味わうようになってからは、割と落ち着いてシャッターを切るようになり、被写体や風景をしっかりと見るようになりました。
シャッターを切る前に構図とかも以前よりぐんと意識するようになってきたのです。
で、撮影を味わいだすと、以前まで全く魅力に感じなかったモノクロ撮影にとても愛着が湧いてきました。
モノクロ撮影をしていると、改めてライカの魅力を見に滲みて感じるようになります。
ライカをモノクロ撮影した時、切り取れるの風景だけではありません。
「シャッターを切った瞬間の気持ちを切り取ってくれる」
場所や風景だけではなく「そこにいた時間や瞬間を切り取ってくれる」撮影機です。
ライカの光と影、そして光から影へと向かうグラデーション表現がとても豊で、自分で撮影した写真を見ていると、惚れ惚れします。
だからこそ、なんでもない日常が作品になるんですよね。
少しブレてしまい、光が線状になっていますが、これはこれで作品として成立しています。
モノクロなのに、逆に温かみを感じる写真が撮れたり。
撮影する楽しさをひと押してくれるカメラですね。
ブログ後記
2022年5月10日、Leica M11 が値上がりましたね。。。
Leica M11 シルバークローム、レンズはズミクロン35mmを予定していて、値上がりにより+8万円です・
個人的に「値段が上がる前の駆け込みやセールスしているから」という理由で購入すると、大抵使わなくなる傾向があるので、しっかりと検討した上で購入します!