M型ライカの最初のレンズとしてSummicron 35mmを買った。

めちゃくちゃこのレンズで毎日毎日撮った。

その傍ら、徐々に50mm、90mm、15mmと色んな画角のレンズを揃えていった。

そしていつの間にか、Summicron 35mmは、僕のなかで個性のない画角のレンズとなってしまったのだ。。。

半端な画角に手が遠のく。。。

ポイントを絞って撮影するには画角が広すぎる。

かといってそこまで広角じゃないから風景全体を撮ることもできない。

いわゆる半端なレンズになってしまった。。

ほんとうに使わなくなったから、下取りに出そうか考えましたが、僕にとってのファーストレンズだから、愛着もあるし記念として残しておきたい。

当時、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、震えながら買った良い思い出があるからです。

ん、、、このレンズ、どーしたもんかな。と悶々としておりました。

ふと気づく。Summicron 35mm は万能レンズただった

ところがある時ふと気づく。認識が変わりました。

中途半端ってことは、ある意味で万能レンズだってことも言える。

可もなく不可もない画角。

だからこそシーンを選ばない。

そんな万能レンズ。

28mmだと広すぎて、あまり面白みを感じません。

50mmもいいけど、風景全体はとれません。

35mmならある程度広く、ある程度狙って撮れる。

最強スナップ画角なのか??

レンズ一本で気軽にでかけたい時にオススメ

じゃーどういう時に使うのか。

それは何も考えずレンズ一本だけもってフラッと出かける時。

撮影がメインでなく家族や友人と出かける時。1人でブラブラと散歩をする時のお供として使うレンズです。

たとえば、90mmレンズ一本だけで出かけるのって、結構勇気いりません??

今日は90mmで撮るぞ!と覚悟を決めて出かける必要があります。この時点で撮影がメインのお出かけになりますよね。

ですが、35mmの場合は、気構えずに気楽に出かける時のお供として何も考えずにとりあえず持ち出せます。

どんなシーンにも対応できる。

風景、食事、人、あらゆる被写体をおさめておける。

もっと望遠が欲しいと思ったときも、あとでクロップすればいい。

ということで結論。

Summicron 35mmは『個性がないレンズだからこそ、どんなシーンにも対応できるという個性』

を持ち合わせたレンズってことに、電車に乗りながら気づいた今日このころです。

ブログ後記

沖縄に移住をして2ヶ月ほどが経過。

控えめに言ってもかなりいい。

というより僕に合っているエリアだった。

睡眠の質も、仕事の質も、遊びも毎日の楽しさもすべてがアップした。

ただし湿度は半端ない。財布に入っていたお札が湿っていて破れそうになっていた。

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