僕が常日頃から意識していること、それは自分だけの余白時間をもつことです。
余白時間が人生に多いほど、僕は心地よく幸せに暮らせているなぁと実感できるのです。
「余白」
「余った白い部分」
本来であれば何も機能しない無駄なスペース。
だけれど、この余白部分があるからこそ、人生は楽しく充実すると実感しています。
デザインにおいても、空間においても、機能や意味あるものだけを、詰め込んでいくと美しくさや心地よさはどんどん失われて生きます。
人生も同じだなと思います。
ところで僕が考える余白時間とは、
- 世界とは関わりを持たない自分だけの時間
- 生産性や意味を持たない時間
- 世界から抜け出し、自分だけの時間軸で生きる時間
という感覚があります。
この時間だけは自分が好きなことだけを味わう時間なんです。
僕はいろんな余白時間をもつようにしていて、この文章を書くとも大切な余白時間ですが、文章を書くだけはなく、
自分の相棒(Brompton という自転車)で、
好きな海沿いの道をのんびり走りながら、
テラスのあるカフェへ向かう。
その間に、大好きなカメラ(Leica M11)で、気の向くままにシャッターを切ります。
できるだけ、いい写真を撮るぞ〜!とかそういう意識を持たないようにしています。
心が動くものにフォーカスをしてシャッターを切るんです。
そうやって撮影をしていると、自分では20枚くらいしか撮影していいない感覚なのに、気がつけば150枚も撮っていたり、、、笑
で、カフェについたらテラスで心地よい風を感じながら少し休憩。
今日はどんなことを書こうかなぁ〜と思いを巡らせます。
やっと、執筆に入ります。笑
この一連の流れがとても心地よく大好きなんです。
これが何の意味になるのか、分かりませんし、なんの成長に繋がるかわかりませんが、それでいいんです。
でも、心のどこかで、こういう非生産的な過ごし方が、人生に見えないインパクトを残していると思っています。笑
日々一生懸命生きていると、それをする意味や意義を求めたり、効率性を無意識のうちに追い求めてしまいます。
結果、とても苦しくなったり息が詰まることがよくあります。
反対に、余白時間を意図的に増やしていくこと、心は解放されリラックスし、健全な思考や気持ちで前向きに生きているなぁと思います。