ライカM11を手にしてから、もうすぐ1年半になろうとしている。
当初、ライカM11を購入する瞬間、なんとも言えない気持ちになった。
本当にこんな高いカメラを買っていいのだろうか。
俺は何をしているんだろうか。間違った選択ではないのか。そんなことを何度も何度も強く思った。
それまでも、よし、買おうと決意したものの翌る日には、その気持ちが萎えてしまい、やはりやめておこうとなる。
しかし、
ライカm11を買った瞬間、
クレジットカードを通した瞬間、
ショッピングバックを持った瞬間、
そんな思いも束の間で消えた。
そして自宅でM11を手に取った瞬間、感動に溢れた。この手にライカM11があるという嬉しさが込み上げてきた。
ずっしりと重い真鍮の感触、不思議と手に質感が伝わってくる。
インスタントに作品を作れる道具
このカメラを使って気づいたこと。
僕にとって、カメラは仕事道具とかそういうものではなく、創作のための道具。
カメラとは誤解を恐れずいうならば、世の中で最もインスタントに作品を作れる道具だ。
このコンセプトが僕にはフィットした。
何も考えず、街や旅先を歩きながら、思い思いにシャッターを切っていく。
そのシャッターを切った瞬間、作品の70%くらいが完成してしまう。
インスタントに素晴らしい作品を作れる。
そう考えた時にM11をはじめ、ライカのMシリーズは最適解だった。
このミニマルなサイズとルックス、道具としての質感、それでいて解像感がずば抜けていて、写真をモニターで見るたびに心を奪われてしまう。
移動距離を奪ってしまうカメラ
デカくて重いカメラは、それだけで一緒に持ち歩こうという気を失せさせ、さらには移動距離まで奪ってしまう。
移動距離を奪われるというのは、僕の人生において致命傷を与えてしまう。
なんせ、とにかく移動することが大好きで、旅が大好きだからだ。
ミラーレスを使っていた時は、旅の途中から歩くのが嫌になってくる。肩も痛ければ足も痛くなる。
もっと歩こう、より遠くへ
反対にLeica M11を首からぶら下げれば、もっと遠くへいける。そう思わせてくれるカメラだ。
あそこの茂みに行ってみよう。この細い道はどこに続いているのだろうかと好奇心を刺激される。
高解像度な単焦点レンズを2、3本持ち歩いていも、ポーチに収まるサイズ。
最高じゃないですか 笑 レンズも金属でできているので少し重いんですが、、、、
今日もどこを冒険しようか。という気にさせてくれるのです。
ライカを持ってもっと歩こう、より遠くへ。
円安MAC / M3ProのMacBook Pro を買って思うこと
円安のタイミングでM3pro の MacBook Pro 14 、スペースブラックを発売日に購入して、1ヶ月くらいが経とうとしている。
「高いから今は買いではない」という意見は非常に多いが、僕は違うと思っている。
買いたい時が買いなのだ。それ以上のベストタイミングはない。
買いたい時にパソコンを新調する。新調すると、作業も気分も全てが快適になる、いいワークフローに入れる。購入して以来、毎回毎回マックを触るのが好きなった。好きになった分、創作時間も増える。
もし、円高になるのを待っていたら、早くても1年以上は待たなければならない。この1年間を機会ロスしてしまうなんて、勿体なすぎる。人生はあっという間に過ぎていく。
見栄などではなく、心から欲しいものは今買おう。たとえそれが高くても。
といつも自分で言い聞かせては、購入しています 笑。この買い方をしてから不思議と後悔する買い物は減っていった。