M型ライカの王道レンズ、Summicron 35mm ASPHを購入してから約4ヶ月が経とうとしている。

4ヶ月間使い続けてきた見えてきたSummicron 35mm の魅力、雑感を記録として残しておきたいと思います。

M型ライカと一緒に購入した記念すべき1本目のレンズ。

なぜこのレンズを選んだかというと、

ファーストレンズを「Summicorn 35 ASPH」に決めた理由

  • ミラーレスと比べて、コンパクトで軽量なM型ライカを持って、いろんな場所で撮影を楽しみたい
    →レンズにも軽さとコンパクトさを求める → Summicronシリーズが軽さと質のバランスが取れている
  • 旅行や日常の風景を気軽にシャッターを切りながら収めていきたい
    →50mmレンズだと風景全体が入らない、かといって広角すぎると誰がとっても同じ写真になって面白くない→ 35 mmの画角がベスト
  • 35mm の中ではお求めやすい価格なのがSummicron(とはいえ47万円です 笑)

M型ライカの魅力は、なんと言ってもミラーレスカメラと違ってコンパクトかつ軽量なのに、同等かそれ以上の描写力を誇る点です。

ちょうど、ミラーレスカメラを持って出かけることに疲れ切っている時期ということもあり、僕は圧倒的な描写性能と軽さを求めていました。

だからこそ、「M型ライカを買うなら、レンズも軽くてコンパクトじゃないと意味がない」という考えしかありえませんでした。

↑無印のガジェットポーチにスッポリと収まるサイズ 笑

ですが、コンパクトだからといって画質に妥協したくはありません。

ということで質とコンパクトさのバランスが1番取れているレンズSummicronを選びました。

実際に、使ってみると良い意味で存在感がなくて、日常の暮らしの中にそっと置いておけるカメラです。

カフェで作業をしているテーブルの上に、食卓に、棚に、など色々な場所においても、主張せずにしっかりと風景に溶け込んでくれるカメラで、カメラを持ち歩くことが億劫になりません。

まさに暮らしに寄り添ってくれるカメラですね。

日常をスナップする、旅行の時に忍ばせておくのにちょうどいいレンズ。

コントラスト、ソリッド感がたまらないレンズ

このレンズの描写の特徴をキーワードで表現すると

Summicron の描写の特徴

  • ソリッド感
  • 明確なコントラスト
  • 切れ味のある色味
  • ほどよい周辺減光 → デメリットと感じる人の方が多いかも

これらがキーワードになってくるかと思います。

都市や街の風景を撮るのに向いています。

反対に柔らかな表現や温かみのある表現は苦手なレンズだなぁと実感しました。

ですので食べ物を撮るには適していないと思います。美味しそうに撮れません 笑

あとは人物撮影なども一般的には向いていないかなと思います。

もちろん編集をすれば別です。

ですが、このレンズが持つ雰囲気はとても気にいっています。

風景写真をとっても様になりますし、スナップ写真をとっても渋みのある写真が撮れます。

周辺減光の雰囲気が逆に好きになる

このレンズの特徴として周辺減光が挙げられます。これが気になる人はたくさんいるかなぁと思いますが、僕は結構気にいっています。

α7RⅡを使っていた頃は、周辺減光が気になっていましたが、このレンズは不思議とそれが味に見えまてきます。

はじめて周辺減光が好きになりました。

35mmレンズを使い続けることで見えてきた心から欲しいレンズ

ライカで撮影をするようになると、撮影の仕方がこれまでと180度変わりました。

「視点」を探すようになるのです。

たとえば、植物を撮影するにしても、どの角度からどのように切り取るのが良いか、光と影のバランス、様々な視点で被写体を観察して、1つの作品を作り上げるような感覚で撮影をするようになります。

これまでなんなとなく撮っていたましたが、撮影するときに明確な意思が生まれるようになるのです。

そうなって来ると、35mmよりも50mmレンズの方が適しているなぁと考えるようになってきました

「この部分だけを切り取りたい」と思っても、35mmだと良くも悪くも、撮影したい箇所だけではなく全体を写してしまいます。

例えば↓こちらの写真、これは35mmで撮影した後にクロップした写真になります。

クロップする前はというと、、、こんなにも全体を写してしまうのです。。

これだと自分がどんな作品を撮りたかったのか見返す時にはすでに忘れてしまっていることの方が多いですね。。。

せっかく面白い視点を見つけて撮影をしても、全体をうつしてしまうから、作品性が落ちてしまいます。

全体を移してしまうと、撮影者の意思が埋もれてしまうのです。

だからこそ、今心の底から欲しいレンズがSummilux 50mm というわけです。

50mm はおそらく適当に撮影することが許されないレンズだなと思います。

撮影する側の意思が必要になるレンズですね。

35mmは正直、ある程度適当に撮影しても良くも悪くも様になるのに対して、50mmは良い写真と悪い写真の差がはっきり出るレンズ(だと思っている)。

ブログ後記

段々と冷え込んできましたね。

僕にとっては、AirPods Max が活躍する時期になってきました。

夏場はヘッドフォンをすると暑くて蒸れてしまうので、なかなか使う機会に恵まれませんが、冬場は逆に耳を暖めてくれる防寒装置にもなってくれます。

耳を暖めてくれる防寒装置にもなってくれます。

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