ついに3本目のM型ライカのレンズを買ってしまった。
今年の6月20日にM11本体とSummicron 35mm を購入してから、半年も経たないうちに・・・
購入した理由は、作品性が欲しかったからにほかならない。
ライカのファーストレンズとして、Summicron の35mm の画角のレンズを購入した理由は、それが万能レンズだったから。
旅行に訪れた際は、全体の風景を写せるし、街でスナップした時も6000万画素あるのでクロップをすれば十分に使える。
だけれど、Leica M11を使うと、なぜだか35mmという画角に物足りなさをどんどん感じるようになった。
その理由がなんなのかしばらく考えていましたが、ようやくその答えが見えてきました。
M型ライカを使い始めてから作品を創るという意思が芽生えたから
です。
うん?どういうこと?ってなりますよね、、笑
M型ライカってオートフォーカスじゃないし、F値やシャッタスピード、ISOなどをマニュアルで撮影するようになります。
その結果、被写体をよーく観察するようになるんです。
被写体を自分なりに解釈しながら、こういう角度、こういう構図で撮ろうという意思が生まれ始めるのです。この感覚がとても面白いのですが、、
そうなると、35mmでは物足りなくなります。
それは、よくも悪くも全体を捉えてしまうからです。35mmはやや広角なため風景全体が映り込みます。
そうなると何が起きるのか、、、
あとで見返した時、自分がどういう考えや意図を持って、どういう視点で撮影したかを思い出せません。
これがもし50mmや75mmであれば、全体ではなく狙った箇所しか撮影できないので、自分の撮影意図が色濃く残るわけです。
50mm は狙った箇所を取るための画角であって全体を取るための画角ではないことに改めて気づきました。
逆にいいかげんに撮影をすると、全くいい写真が撮れない画角でもあります。
35mm の画角はある程度適当シャッターを切っても、いい具合に写真が撮れます。
ということで、Summilux 50mm ASPHは作品性を求める人にとっていいレンズだなぁと思っています。
ブログ後記
ということでLeica M11のレンズが3つ揃いました。笑
- Summicron 35mm ASPH
- Summilux 50mm ASPH
- Voightlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5
15mm は、普段使いではなく仕事用として1本持っています。
それぞれのレンズを使い込んできたいと思います。