ミラーレスカメラにうんざりしていた ペイント感、作られた写真に嫌気がさしていた。 絵作りも自動で処理されて映え重視の写真が出来上がる。 さらに、とりあえずシャッターを押せばいい写真が出来上がってくることにも、いい加減うんざりし始めていた。 「自動」が作り出すものは、こんなにも創作活動をつまらないものにするのかと何度も思...
Leica M11の記事一覧
M型ライカを購入する時に、究極の2択に迫られる。 ブラックペイントを購入するのか、それともシルバークロームにするのか。 なんせ、ここで決める選択がその後のライカライフの質感を決めてしまうからだ。 おそらく10年間は使うであろうカメラ。その後使わなくなっても大切な持ち続けるのだろうと思う。 だからこそ僕にとって色の存在は...
ライカM11を手にしてから、もうすぐ1年半になろうとしている。 当初、ライカM11を購入する瞬間、なんとも言えない気持ちになった。 本当にこんな高いカメラを買っていいのだろうか。 俺は何をしているんだろうか。間違った選択ではないのか。そんなことを何度も何度も強く思った。 それまでも、よし、買おうと決意したものの翌る日に...
ライカを使って良かったのは単焦点レンズしかないところ。 ソニーをつかっていたころは、ズームレンズばかりをつかっていた。 もちろん便利だから。 だけれど、M型ライカだとそうはいかない。 単焦点レンズしかないからです。 最初は不便だなと思いつつも、新しい境地が見えてきました。 画角に対する思想や愛着を持つようになった それ...
カメラの重量から解放されるレンズ 時々使いたくなるMレンズ、Summircron。 Summilux シリーズと比べて圧倒的な軽さと小ささを誇るレンズ。 カメラの大きさと重さから解放される自由になれるレンズです。 ぶら下げていてもまるで身体の一部になったかのうな感覚を覚える。 それくらいコンパクトで軽い。 Summic...
α7Rⅱ + Summilux 50mm ライカM11を修理に出している期間は、本当に寂しい。 そんな時、手元にあるα7R IIにMレンズを装着して、少しでもライカ気分を味わうようにしています。 実は、これはこれで楽しい。 Mにはない感覚でMレンズを使える。 α7Rにライカレンズを装着する Mレンズをα7Rⅱに装着する...
M型ライカの最初のレンズとしてSummicron 35mmを買った。 めちゃくちゃこのレンズで毎日毎日撮った。 その傍ら、徐々に50mm、90mm、15mmと色んな画角のレンズを揃えていった。 そしていつの間にか、Summicron 35mmは、僕のなかで個性のない画角のレンズとなってしまったのだ。。。 半端な画角に手...
M11を持って変わったこと。 それはなんでもない日常を取るようになったこと。 ミラーレスをヘビーユースしていた頃の僕は、ここぞ!いう風景ばかりを撮っていた。 旅行先や珍しい風景、綺麗な夕景など、スペシャリティーなシーンに出会った時が一番シャッターを押したくなっていたし、押していた。 だけれどM11を持ってからは何気ない...
普段、人の心はとても忙しなく動いている。 普通に歩いている時でも、頭の中は、違うことを考えたり思ったりしている。 「仕事のこと」「なんであんなことを言ったんだろう」「●●●ほしいなぁ」 良いことも悪いことも含めて、思考は動き続けている。 結果、目の前に起きていることや、美しい風景、美味しい食事、晴れた日の心地よさを十分...