Leica M11が僕のところにやってきてから、写真がこれまでとは比べ物にならないくらい大好きになった。
これまで感じていた面白さとは違う種類の面白さがある。
これまではいい写真を撮ることが面白かった。
つまり、どれだけいい成果物を作れるかという視点だったのに対して、Leica M11は、撮影する行為事態もとても面白く感じさせてくれる。
撮影した時間までもが思い出になる感じ。
この話はまた別のどこかで語るとして、今回はLeica M11の画力について語っていきたいと思います。
なんでもない日常がアート作品のように切り取ることができる不思議な魔力があります。
ある意味ではLeica の癖と言ってしまってもいいかもしれません。
今回、紹介する作例は、特別な場所ではなく全て僕の日常のシーンの中で撮影したものです。
それではみていきましょう。
◆奥さんが歩いているシーンをなんとなく後ろからパシャリ。
ノスタルジックな味が出ていますね。
◆地面に落ちていた紫陽花。
紫陽花に光が当たっていて、光と影のコントラストが美しいです。
◆公園にあった公衆トイレの外観
◆道端に植えられていた植物。
完全にピントが合っているわけではないのに、植物の立体感。
前面に浮き出しているような印象を受けます。
◆夕陽と船着場。
船が夕日に照らされている感じ、とても艶っぽいですね。
そして、夕日に照らされた水面の躍動感や立体感がすごい。
まるでその場にいるような気持ちになってしまいます。
◆↑の船着場の鉄塔と青空のみを切りった写真。
◆ビル沿いに植えられていた植物。
なんてことない植物ですが、Leicaで撮影すると、こんなにも印象的になります。
印刷して部屋に飾っておきたくなる一枚。
◆スターバックスで撮影した一枚。
いい具合に窓の隙間から光が差し込み、ノートとコーヒーカップに光が当たり、グッと引き締まる影が生まれています。
Leica は光と影の表現がとても得意なので、こういうシーンに出会うとつい撮りたくなる。
いかがでしたでしょうか。
M型Leicaはこれまでのミラーレスカメラにはない独特な表現を写真にもたらしてくれます。
これからの人生の何気ない記録をLeicaで残していけると思うと、とても幸せで仕方ありません。
暮らしがより楽しみになってきます。
Blog後記
Leica M11を仕事でもなんとか使えるようにしたい!と思い模索中です。
オートフォーカス機能をはじめオート機能が他のカメラに比べて弱いぶん、本番でのクイックな撮影表現には向いていないような気がします。
また、仕事用にLeica用の機材を揃えるとなると、他のカメラとは比較にならなくらいのコストがかかってしまいます。
でも諦めません笑