僕の中で永遠に尽きないテーマといえば、Leica M11 とQ2、どっちがいいか問題です 笑
M11を購入した今でもLieca Q2を手放せずにいます。
なぜこんなにも悩んでしまうのかというと、シーンや目的によってその優劣が変わってしまうからです。
もし、どちらを買おうか悩まれているなら、参考にしていただけると嬉しいです。
ということで今回は旅行編です。
とりあえず価格の話は脇においておく
まず大前提として価格での比較はしません。
レンズ一体型のLeica Q2の方が圧倒的に安く、価格的な要素を入れてしまうとLeica Q2が断然有利になってしまうからです。
と言っても、Leica Q2も高い。とにかく高い。75万円くらい。。。笑
嘘でしょって金額です。
旅行を楽しむなら「Leica Q2」
旅行をすると言っても、色々な目的がありますよね。
旅行を家族や仲間と楽しみたい方、一人旅をしたい方、撮影のために旅行をする方、などなど。
もし旅行を楽しむことがメインならM11は向いておらず、Leica Q2が向いているという結論に至りました。
M11はことごとくシャッターチャンスを逃す
僕はよく、奥さんと旅行に行きますが、その時はもちろん、撮影ではなく旅行を満喫することがメインです。
美味しいものを食べて、いろんな風景を見て、体験をして、旅行そのものを楽しみます。
なので、撮影が主人公でなくなります。
撮影のために時間を設けて、撮影のために被写体や構図を気にして、、
というのではなく、不意に訪れたシャッターチャンスに合わせて、移動しながら撮影をしていきます。
そんな時、いちいちフォーカスリングを合わせてられません。
いや、合わせられるのですが、その都度、食事や観光などを中断せざるおえないのです。
それに対して、Leica Q2は、オートフォーカスなので、いい意味で適当にシャッターを押してもいいい写真が撮れてしまいます。
M11は南国との相性が微妙
M11は、「コントラストが強い」「切れ味がある」という点ではとても味わい深い写真に仕上がりますが、、、
沖縄の鮮やか海の色や南国特有の常夏の雰囲気などを収めるのには向いていないですね。。
もっと優しい雰囲気や鮮やかな雰囲気が欲しいのです。
その点においてもQ2の方がいいですよね。
Q2の色味はよくも悪くもアッサリしていて、色味がよくコントラスト感もそこまで高くないので、こちらの方が色鮮やかな思い出を残すことができます。
M11は「思い出全体」を記録できない
旅行中の撮影は、もちろん作品を作るという視点でも撮影をしますが、記録として写真を残す場合も多いですよね。
そんな時もM11は向いていないなぁと思います。
僕がメインで使っているレンズは50mm。35mm、15mmなど広角レンズもありますが、M11は中望遠レンズが一番面白いなぁと感じているからです。
その理由は、こちらの記事にまとめていますので気になる方はチェックして見てください。
しかし50mmだと、風景や建物全体を収めることがどうしてもできません。
ある部分にフォーカスをした写真になってしまいます。
じゃ、広角レンズを使えばいいのでは?と思いますよね。でもだったら、もうQ2でいいじゃんってなるわけですよね。
ということで旅行に向いているのはQ2
ということでM11を否定する形でQ2の良さを語ってきましたが、
Q2が旅行に向いている理由をまとめると、、、
Q2が旅行に向いている理由
- オートフォーカスだからシャッターチャンスを逃さない
気軽にシャッターを切れる - 28mmなので風景全体を収められる。
- アッサリとした色味が旅行の記録用写真との相性がいい
ということになります。
そしてこれに加えて、さらにLeica Q2には利点があります。
それがこちら。
Q2が旅行に向いている理由
- 防塵防滴で海や雨、ホコリに強い
- 4K、10bitという質の高い動画を残せる
防滴防塵なので、海や雨に濡れても平気。
そして、M11と違って動画も記録できます。
この動画機能、おまけの機能かなぁ、、、と思っていましたが、そんなことはありません。
暗闇に強く、色鮮やか、そしてライカらしい色味表現ができます。
10bitかつ4Kで撮影ができてスローモーション動画機能もあります。
最強のコンデジやん。
ブログ後記『とはいえM11はやっぱり楽しい』
と、散々語ってきましたが、それでもLeica M11での撮影は楽しい。
一瞬一瞬を狙って撮影する行為。リングを回しながら調整する行為。などなど、すベての体験が心を満たしてくれますよね。
なので、結局、旅行にはどちらのカメラも持っていきます 笑