南沖縄を代表する谷『ガンガラーの谷』

ここにくれば亜熱帯地域特有の巨大な植物など大自然を満喫できる。

現在はツアーでしか行けないので、予約をされてからいくことをオススメします。

天然の洞窟や森の中を歩きながら、ここで暮らしていたであろう港川人の生態に迫るツアー。

  • Price. 2500円
  • address. 901-0616 沖縄県南城市玉城字前川202番地
  • phone. 098-948-412

洞窟カフェ『CAVE CAFE』より出発

このツアーは洞窟のカフェ『CAVE CAFE』より出発します。

冒険心をくすぐられるスタート地点。このCAVE CAFE洞窟カフェはツアー参加者し入れませんのでご注意を。

ナウシカの世界に迷い込んだかのよう

このツアーは洞窟の中とジャングルのような巨大植物が生い茂った森の中をツアーガイドの案内のもと歩いていく内容になっています。

そこにはナウシカなどジブリを彷彿させる大自然が広がっているよう。

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本土では見られないレア生物

日本では見れない虫を見つけることができますが、苦手な方はご注意ください、、、

間違いなく本土では見ないクモです。ひときわ大きなサイズですね。

鮮やかなグラデーションをまとう虫。こちらなんの虫だと思われますか?

なんとカメムシなんです!葉っぱを裏返してみると、大量に群がっています。

歩くガジュマル

ガンガラーの谷の一番の見どころは、歩くガジュマルです。

このガジュマルの木、下から上へ伸びているのではなく、なんと上から下へと伸びているのです!

元々は崖の上にあったガジュマルの木ですが、崖方向にある前方部分の木から蔦が伸び地面へと到達ししっかりと根を張っているのです。

そして古くなった後方の蔦はやがて枯れていくので、前方へと進めるわけです。

近づいてよーく見てみると、一本の太い木で支えられているわけではなく、上から下へと伸びてきたいくつもの細い木によって支えられているのがわかります。

いや驚きです。自然の神秘ですね。

異様な植物たち

ガジュマルの樹も十分に異様でしたが、その他の植物も十分に異様ですね。

見てください。樹木一面から生い茂る葉っぱ。思わず鳥肌が立ってしまいます。

ゾワッとする感覚、共感してもらえますでしょうか?

↓写真では伝わないかもしれませんが、地面から生える巨大な葉っぱ。

珊瑚でできた洞窟

スタートしてすぐに現れるのは川。

川のそばをずっと歩いていくことになるのですがその奥の上部に崖が見えてきます。

実はこれ、珊瑚礁の死骸でできた崖なのです。

でも、なぜ私たちが歩く道のはるか頭上にあるのでしょうか。

珊瑚礁って海の中にいる生物なので本来はありません。

実は一説によると、はるか昔この辺り一帯は海だったという説があります。そう、哺乳類が誕生するよりもずっと前の話です。

そう考えると珊瑚礁があそこにあってもおかしくありませんね。

イナグ洞

森の中を歩いていると「母神」と書かれた看板が建てられているポイントに着きます。

「ぼしん」と読むのでしょうか。それとも「ははがみ」でしょうか?

実は、読み方が分からないまま今日に至ります。

実はここ、イナグ洞という洞窟で、はるか昔シャーマンである「ユタ」が祈りを捧げた場所で「ユタ」が母神の看板を建てて帰ったそうです。ですからその読み方を誰も分かりません。

イナグとは女性を意味し、女性をシルエットを象徴するような岩があることからイナグ洞と名付けられました。

このイナグ洞に祈りを捧げることで、安産や子宝にめぐまれるそう。

ガンガラーの谷と呼ばれる所以

そもそも、なぜ「ガンガラーの谷」と呼ばれるのでしょうか。

この理由もツアーの中でしっかりと教えてくれます。

木になる方はぜひ、実際にツアーに参加してみてください。

  • Price. 2500円
  • address. 901-0616 沖縄県南城市玉城字前川202番地
  • phone. 098-948-412
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