ライカを使って良かったのは単焦点レンズしかないところ。

ソニーをつかっていたころは、ズームレンズばかりをつかっていた。

もちろん便利だから。

だけれど、M型ライカだとそうはいかない。

単焦点レンズしかないからです。

最初は不便だなと思いつつも、新しい境地が見えてきました。

画角に対する思想や愛着を持つようになった

それは、画角に対する愛着や思想を持つようになった点。

ズームレンズを使っていたソニー時代は、「50mmが好き」「28mmはイマイチ」など画角に対するこだわりや強い意見は持っていなかった。

Summilux 50mm ASPH 開放で撮ると空の色味がいい。

その場その場で、感覚的に画角を変えるので、今自分が何mmで撮影しているかなんて意識していなかった。

現在持っているレンズは「50mm」「28mm」「35mm」「90mm」ですが、

それぞれの画角に対しての考えやフィーリング、視点などを持つようになった。

これは自分の中での新しい感覚。

同じ被写体であっても、「50mmで撮るとこんな絵になるな」「28mmだとこうだな」というふうにそれぞれの画角に伴った感覚が生まれてくる。

Summilux 50mm ASPH 開放で撮ると空の色味がいい。

そうやってまた別次元の撮影の面白さに気づいてくる。

これはライカだからなせる技だなと思う。

もちろんソニーを使っていた時も単焦点レンズは持っていた。

だけれど、ここまで単焦点レンズにハマることはなかった。

Summicorn 35mm 東京駅を逆さで撮影

それはなぜか。ライカのレンズは一度使ったら他が使えないくらい描写力がズバ抜けていると直感的にわかるからです。

ボケ感、シャープ力、空気感、臨場感、などなど、思わずため息が出てしまうくらいの写真が撮れてしまうのです。

50mmをヘビーユースするように

ということで、僕が今最も好きな画角は50mm。

最初は一番平凡な画角であり、よくも悪くもありのままを写すレンズなので、特に面白味を感じることはなかったが、

いつの間にか一番ヘビーユースしているレンズになっています。

なぜだろうか。またどこかで言語化してみたいと思います。

ブログ後記

最近、ライカ周りで欲しいものは、Leica Q3とアポズミクロン90mm!

Leica Q3は予約開始日に予約したのに、人気すぎ + 物資不足でまだ手に入りません 泣

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